吉岡 顕
Akira Yoshioka
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次世代大規模データ解析基盤
研究者は偶然を活用する力が勝負と思っているので、転がってきたテーマは基本は食べる方針(食べきれない時は新しいモノを優先)。結果的に多岐な研究をしてきたが、次世代大規模データ解析基盤の研究・開発の業務は、そういった過去の経験の多くが関係し「いろいろやってて良かった」と思っている。
年齢があがるに連れマネジメント業務が増えているが、本人は今でも研究者が本業だと思って、新しい研究ネタを探し自分のプロジェクトを少なくとも1つは持つように努めている。
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所属
- 社会システムPF開発部
InfoTech-AS
- 社会システムPF開発部
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学位・経歴
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2019-
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トヨタ自動車(株)にて
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大規模データの活用促進
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コネクティッドによる得られる情報を用いた最適化
に関する研究開発に従事
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2001-
2018 -
(株)トヨタIT開発センターにて
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アドホック通信に関する研究、交通流-電波伝搬-通信統合シミュレーションに関する研究等の、車車間通信の活用に関する研究開発
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交通流改善によるCO2削減、超小型EVによる片道短距離レンタルシステム: Ha:mo RIDE の企画・運用シミュレーション・需要推定等の、交通社会はどうあるべきかという視点での研究開発
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大規模データ解析の活用、そのための分散処理システム検討に関する研究開発
を中心に活動。会社のコーポレートIT業務にも参画し、自ら研究+研究マネジメント+情シスの3足のわらじで活動
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1991-
2000 -
東京大学にて、超並列スーパーコンピュータ、学内共同利用の教育用計算機システムの、導入時のベンチマーク/仕様策定、運用、ユーザのプログラミング・利用の指導に従事
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主な論文・著書・講演
論文
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Social force model に基づく e-スクータと歩行者の混合交通シミュレーションによる安全性の検討, ERTICO - ITS Europe, The 30th ITS World Congress in Dubai
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利便性を損なわずに適正なデータ利活用を可能にするパーソナルデータ利活用環境の構築と運用, 情報処理学会, 2024年度第1回(IOT通算第65回)研究会
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事業性とアクセシビリティを考慮した実用的なワンウェイ型カーシェアリング評価手法, 交通工学論文集, 2021
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路車間通信範囲拡張のためのアドホック網の設計と実装 情報処理学会論文誌、Vol.48, No.7s, 2007
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1,600台のインターネット端末をつないだ -東京大学教育用計算機システム-情報処理 Vol.41, No.10, 2000
著書
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講談社サイエンティフィック 大学院情報理工学3 「計算力学」ISBN: 978-4-06-153811-5
講演
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スマートモビリティ社会に向けた取り組み 情報処理学会 マルチメディア、分散、協調とモバイル(DICOMO2015)シンポジウム, 2015
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Development of a Simulator for One-way EV Sharing Service, 20th ITS World Congress Tokyo 2013
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社外・団体等活動(役職)・表彰・受賞
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情報処理学会 マルチメディア、分散、協調とモバイル(Dicomo2024)シンポジウムにて、野口賞 (1位) 受賞
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Cray Research 社: 1990 Gigaflop Performance Award 受賞
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